念願の「琵琶湖一周」を果たしました。
「琵琶湖は広い」ということを、身をもって感じました。走行距離は245km。
1日でこれ以上の走行は、私にはできません。そういう意味で「限界」の走りでした。





2002年5月5日(日)






朝6時。朝まで降っていた雨が止みましたが、路面はまだ濡れています。
「第一旭」本店で食事をします。ここは朝5時30分から営業しています。朝6時だというのに、多くの人がビールを飲んでいます。いいなあ。(^^ゞ



浜大津到着。
ここまでが、結構遠いのです。五条坂と逢坂山の坂では、大汗をかきました。
浜大津港には、大型船が停泊していました。
空はかなり曇っていますが、天候は回復方向です。



「うみのこ」。いい名前ですね。



少し走って、大津プリンスホテル前です。



南下して、近江大橋に着いてもまだ橋を渡らずに、更に南下します。
BINさんに尋ねると、「瀬田川と琵琶湖がはっきりと分かれている所があるので、そこを通らなければ純粋な意味で琵琶湖一周にはならない」とのこと。
近江大橋を渡ると、ここは通りません。近江大橋より1つ南の橋を渡ると、ここを通ることができます。ここから琵琶湖です。



琵琶湖博物館到着。
え?写っている人物ですか。私です。(^^ゞ
よく考えると、初公開ですね。私の写真は。



雄大な琵琶湖を眺めながらの走りが続きます。



完全に「海」という雰囲気です。
BINさんの後姿公開!



「ワンワン王国」到着。



多くの人が、入場しようと並んでいます。



巨大なワンちゃん像があります。



とにかく雄大です。波除の堤防がありました。



鮎屋本店到着。



この辺りでは、もう申し分ない天気になっていました。
日焼けが気になります。



のんびり北上していくと、綺麗な花が咲いていました。
何の花でしょう。



いい天気のもと、快適な走りが続きます。(^。^)
中央に見えている島は、沖島です。



写真では分かりにくいですが、とても開放的な いい雰囲気のお店が有りました。



水車が有りました。そして近くの橋は「水車橋」という名前です。
水車が昔あったから「水車橋」となったのか、「水車橋」という名前の橋なので水車を作ったのか どちらなのか考えていると、BINさんも同じことを考えていたようでした。



「湖」と書いて「うみ」と読むことが有りますが、その訳がよく分かる光景です。



風が出てきました。
強い横風で、波が荒くなってきました。



途中で、いくつもいくつも川を越えました。



巨大な風船、というか丈夫で大きな布に紐をつけて空を散歩するものがありますよね。名前は何だったかな?
それを利用して水上スキーをしていました。色々なスポーツがあるのですね。



釣りをしている人を、何度も見かけました。



漁港です。
湖で生計を立てている人も多いでしょうね。
私が飲んでいる水も、ここから流れてきます。母なる湖の環境を守っていかなければなりません。



「彦根港」。(でした、確か)



風が益々強くなってきました。(T_T)



強い横風を受けながらの走りが続きます。



海としか思えない風景。
とにかく雄大です。



中央真ん中辺りに、長浜らしきところがぼんやりと見えてきました。
先は長いです。(^^ゞ



伊勢・二見が浦の「夫婦岩」のような岩がありました。



岩の前には石碑がありました。



「道の駅」で一休み。



「空中に浮かぶ布」を使った水上スキーを、ここでも見かけました。



やっと長浜に着きました。



長浜城です。



まだ、琵琶湖の最北端に着きません。
走っても走っても着かない。(T_T)



やっと琵琶湖の最北端らしき場所が見えてきました。
中央の雲で見えにくい陸地の辺りが、琵琶湖最北端だそうです。



琵琶湖最北端を青息吐息の思いで通過。
その後は強烈な向かい風に悩まされながら、次第に体力が消耗していきました。
だから、写真はこの辺りから極端に少なくなります。
竹生島が見えています。



大阪の「鳥飼仁和寺大橋」のような橋。
帰路では、雲が多くなってきました。
強風に加え、雨が降ってくれば最悪です。でも、幸い雨は降りませんでした。
ただ、風が強くこの辺りではかなり寒さを感じました。でも、走れば汗が出ます。



再び竹生島が見えてきました。
2枚上の写真の対岸から見た竹生島です。



薄暗くなってきた頃、灯台のようなものを見かけました。



灯台のようなものは、港跡にありました。
「木津」は「きづ」とは読みません。「こうつ」と読むそうです。ナワ〜ルド@峠おやじさんに教えていただきました。



白髭神社着。
そろそろライトの用意をします。



白髭神社の境内は、完全に夜の様相を呈しています。



懐かしい比良登山口を通過。
昔、登山やスキーで何度も何度も冬に来ていた山です。
遠い昔のことを思い出しました。厳冬期の武奈ガ岳山頂近くでの事を。
雪中に張ったテント。
寝袋の周りに凍り付く呼気中の水分。
瞬きすると凍りつく睫。
ラッセル。
雪庇。
抜けるような青い空と雪の白さのコントラスト。
電車でも「遠い」と感じていたここを、自転車で、それも帰路に通過するなんて当時は夢にも思っていませんでした。
ここから最後の、そしてまだまだ遠く苦しい走りが待っています。
撮った写真は、これが最後です。後はひた走って、帰路を急ぎました。


琵琶湖一周は遠かったです。
BINさんがネットで「琵琶湖一周」を検索すると、琵琶湖大橋を渡っての走りを「一周」としている人もあるとか。よく分かりませんが、どうやら私はBINさんのおかげで「琵琶湖完全一周」を達成することができたようです。(^o^)丿
京都〜東京間の線路の距離の約半分を1日で走ったことになります。疲れました。
今度ばかりは「また行きたい」と、帰宅後感じることはありませんでした。(^^ゞ





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